共同学習システム「スタディノートWeb掲示板」Linux対応版の開発

つくば市で採用されている学校教育用グループウェア「スタディノート」は、子 どもたちがノートに書く感覚で自由に作った情報を、友だちに手紙で出したり、 電子掲示板でみんなに見てもらったり、データベースに蓄積したりして活用する ことにより、コミュニケーション能力、情報活用能力などの育成を図るための教 育用ソフトウェアである。

「スタディノート」の中で、特に共同学習システムとして教育効果をあげている、 電子掲示板機能を中心にLinux PCに対応したシステム開発を進めた。Linux PC向 け「スタディノートWeb掲示板」は、Web掲示板機能とエディタ機能から構成され る。

Web掲示板は、つくば市教育委員会に設置し、各学校からWebブラウザを使ってア クセスする。「スタディノート」のWeb掲示板は、一般の電子掲示板と異なり単 にテキスト(文字)情報をやりとりするためのものではない。文字や絵、写真、 動画を含む数ページの「ノート」を投稿し、それに対してコメントを付ける掲示 板である。このため、Web掲示板機能だけでなく、投稿する「ノート」を作成す るためのエディタも開発した。Linuxだけでなく様々なPC環境で利用できるよう にするために、PC環境に依存しないJava言語で開発した。

スタディノートWeb掲示板システム(Linux対応版)の使用申し込み

本事業で開発した「スタディノートWeb掲示板システム(Linux対応版)」は、 以下のシャープシステムプロダクト株式会社のホームページからダウンロードし、 使用することができる。

このLinux対応版を利用するには、 「スタディノートWeb掲示板システム(製品版)」を すでに購入されていることが条件となる。 なお、中学校の先生方、教育委員会お勤めの方など教育関係者であれば、 貸出版があるので、新規に導入を検討するユーザは、無償で試用することができる。

スタディノート共同学習システム構成図

Web掲示板機能の概要

Web掲示板を用いると、子ども達が作成した学習・研究結果を地域に広く発表で きる。学習・研究結果をインターネット掲示板に投稿すると、「スタディノート」 を導入していない学校でもWebブラウザで閲覧して、感想や意見などを投稿でき る。また、Web掲示板を自宅で見ることや、地域の人々や家族と一緒に見てもら うことも可能となる。

Web掲示板活用イメージ

以下に、Web掲示板の操作方法を示す。典型的な使い方として、(a)Web掲示板を 見る、(b)返事を書く、(c)新規に投稿する、の3種類がある。

(a) Web掲示板を見る
(1) WEBブラウザでWeb掲示板のトップにアクセスし、「電子掲示板」をクリックする。
Web掲示板トップ
(2) 電子掲示板名をクリックする。掲示板の一覧が表示される。
Web掲示板一覧
(3) 投稿情報が一覧表示される。題名をクリックする。
投稿一覧
(4) 投稿内容(ノート)の画面が表示される。
投稿内容
(b) 返事を書く
(5) 投稿内容の画面を表示する。「返事を書こう」ボタンをクリックする。
「返事を書こう」ボタン
(6) 返事を書こう画面が表示される。返事の題名を入力し、「次へ」をク リックする。(例、Re:あさがお日記)
返事を書こう画面
(7) エディタ機能を使ってノートを作成し、「終わり」ボタンをクリックする。
「終わり」ボタン
(8) 確認画面が表示されるので、「掲示して終わる」をクリックする。
確認画面
(9) 学校名、名前、題名、削除キーを入力し「掲示する」をクリックして 返事を投稿する(削除キーは、英数半角8文字以内)。
提示画面
(10) Webブラウザの「更新」をクリックして、投稿されたことを確認する。
投稿確認
(c) 新規に投稿する
(1) Web掲示板にアクセスして、投稿情報の一覧を表示する。「投稿しよう」をクリックする。
「投稿しよう」ボタン
(2) ノートを書こう画面が表示される。新しいノートの題名を入力し、「次へ」をクリックする。
ノートを書こう画面
(3) エディタ機能を使って、ノートを作成し、「終わり」ボタンをクリックする。投稿の仕方は、(b)返事を書くの(8)〜(10)を参照
ノート作成

エディタ機能の概要

エディタ機能を使って、子ども達は自分の考えや意見、調べたこと、作品などを ノートとしてまとめることができる。文字や絵で表現するだけでなく、写真、映 像、音声をノートに貼り込むことができる。

エディタ画面

以下の各ボタンメニューを使用して編集する。

メニュー