小学校総合6年 すてきな人から学ぼう!
つくば市立二の宮小学校 笹目 聡美、大和田 聡、佐野 恭子、松田 隆男、片野 憲子
- 【キーワード】
- 小学校、6年、総合的な学習/学習発表会、スタディノート、電子掲示板
- 【ねらい】
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自ら計画し、実行してきた体験的活動で学んだことを他者と共有するために学習 発表会を行う。活動をまとめる作業にデジタルの利点を生かして積極的に活用し、 情報発信をすることで、他者とよりよくかかわり合ってゆく経験を増やす。また、 よりよい情報発信方法や受信方法など「伝える力」や「学び合う力」を育てる。
- 【指導目標】
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体験活動の内容を他者にわかりやすく伝えるために図や写真を用いる。より分か りやすく伝えるためにはどうすればよいのかデジタルの利点を生かし何度も発表 ノートを推敲する。発表会ではノートパソコンを操作し目の前にいる人にプレゼ ンテーションを行うが、電子掲示板を通して不特定多数の人にも情報を発信する ことを意識して第三者の目から見たノートを意識して作成する。
- 【指導計画・学習の流れ】
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- 課題設定
- オリエンテーション
- 素敵な人を教え合う
- 課題追究方法の設定(体験活動の計画)
- 素敵な人について調べる
- 学びたいことを決める
- アポイントメントをとる
- 課題追及(体験活動の実施)
- 福祉施設訪問
- 農業体験
- 医療機関訪問
- 体験活動のまとめ
- 発表資料作成
- Web掲示板への登録
- 体験活動の共有
- 学習発表会
- 感想の書き込み
- 課題設定
- 【授業実践の様子】
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体験活動で学んだことを友達と共有するため、また活動に協力して下さった保護 者の方に活動内容や学んできたことを報告するための報告会を授業参観の日に行っ た。手書きのポスターを用いるかスタディノートを用いるかは児童に選択させた。 デジカメで写真を撮ってきた児童も多かったので約4分の3の児童がスタディー を選択した。
「課題設定の理由」「素敵な人の紹介」「体験活動の内容」「学んだこと」が聞 き手・読み手に伝わるよう何度も資料を推敲した。手書きの子供たちは一度書い た内容を修正するのに苦労していたようだが、スタディノートを使った子供たち はデジタルの利点を生かし、比較的楽に推敲できたようだ。
体育館で一斉に発表会を行った。発表会では画面に釘付けとなって子供たちも保 護者も熱心に発表を聞いていた。中には見学者にパソコンを自由に操作させて、 もう一度みたいページを自由に閲覧してもらっている子供もいた。
発表会はスムーズに進行し、十分に友達と情報を共有できたようである。感想や アドバイスの交流もたくさん行われた。「伝え合う力」「学び合う力」が育って きたと考えられる。発表会が終わった後も休み時間などを利用して聞き逃した友 達の発表ノートを閲覧する熱心な児童も少なくない。

図1 発表会場の様子
図2 発表している様子

図3 手書きの資料と合わせて発表している様子
図4 発表資料の例
- 【利用環境】
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- デスクトップPC
- Linux ノートPC 20台
- 共同学習システム「スタディノート」エディタ
- 周辺機器 特になし
- サーバ
- 共同学習システム「スタディノート」Web掲示板
- デスクトップPC
- 【成果と課題】
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- 成果
「体験活動のまとめ」製作段階においては、スタディノートを用いた児童の多く は写真や図を効果的に用いることができた。これは何度も作り直すことができる デジタルの利点を十分に生かせたといえる。また、Web掲示板に載せるという 目標があるため、第三者の視点から自分の作品を振り返る意欲付けにもなった。
学習発表会においては短い時間で多数の子供たちが学習内容を発表でき、自分以 外の友達が体験したこと・学んだことを共有することができた。また、発表会後 もWeb掲示板で友達のノートを自由に閲覧できるので、意欲の継続が図られた。
- 課題
今回は手書きのポスターを用いて発表を行った児童もいたため、発表への感想や アドバイスは紙と鉛筆を用いて行ったが、そうすると感想やアドバイスを行う機 会と意欲が発表会の時間中に限られてしまいがちである。Web掲示板の利点を 生かし、掲示板上で感想やアドバイスを交流できるように場の設定を行えば、よ り継続的に意見の交換が行われたかと思う。
また、手書きのポスターを用いた児童は発表会直前はポスターを自宅に持ち帰っ て最後まで手直しをしていたが、スタディノートを用いた児童は活動が学校内に 限られてしまうため、PC操作が苦手な児童は苦労したようである。いつでもど こでも自由に使える環境ができることが望ましいと思った。
- 成果
- 【ワンポイントアドバイス】
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まずはまとめ方の例を提示しておくと、子供たちはそれを基本としてノートをま とめることができるので、発表の体裁ではなく内容の充実に集中できるかと思い ます。


