中学校総合2年 エネルギー学習(未来のエネルギー計画を考えよう)
つくば市立吾妻中学校 石黒 正美
- 【キーワード】
- 中学校、2年、総合的な学習の時間/エネルギー学習、デジタルコンテンツ、バーチャル体験、プレゼンテーション、ディベート
- 【ねらい】
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エネルギー問題を、デジタルコンテンツを用いて学習することにより、現在の問 題点を的確に把握することができると考える。また、きれいで見やすいプレゼン 資料を作成し、発表に利用することで、表現力豊かで効果的なプレゼンテーショ ンが可能となり、生徒はより意欲的に取り組むことが期待できる。
原子力発電所など普段は見ることのできない施設をバーチャルで見学したり、シ ミュレーションを行ったりすることで、生徒は理解をより深めていくものと考え られる。
- 【指導目標】
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エネルギー資源や様々な発電方法とその問題点、効率よくエネルギーを利用する 方法などについて調べ、自分の考えとしてまとめ、ディベートすることができる。 また、これからのエネルギーについて見通しを持つことができる。
- 【指導計画・学習の流れ】
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- 第1次 エネルギー問題について考えよう…2時間
- 第2次 エネルギー資源や発電方法について調べよう…2時間
- 第3次 エネルギー会議を開こう…2時間
- 第1時 意見発表の準備
- 第2時 エネルギー計画についての会議(本時)
- 第4次 学習のまとめをしよう…1時間
- 第2次 エネルギー資源や発電方法について調べよう…2時間
- 学習課題の把握
- オリエンテーション
- エネルギー問題の理解
- 役割分担と学習課題の決定
- デジタルコンテンツや文献を利用した資料づくり
- グループでの追及活動
- スタディノート
- エネルギー会議を開く
- プレゼンテーション
- ディベート
- 未来のエネルギーについての話し合い
- 今後の生活を考える
- 自己評価
- 学習のまとめ
- 第1次 エネルギー問題について考えよう…2時間
- 【授業実践の様子】
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- デジタルコンテンツを用いた学習
近代のエネルギー使用量の増大や二酸化炭素の経年変化、電力消費量の推移など、 図やグラフ等のデジタルコンテンツを用いて分かりやすく学習することができた。 また、発表用の資料づくりにもデジタルコンテンツを利用し、きれいで見やすい 資料を作成することができた。

図1 デジタルコンテンツを用いて作成した資料の一部
図2 生徒が作成したノートの一部
- 電子情報ボードと大画面スクリーンを使ったプレゼンテーション
「体育館という大きな会場でみんなの前でプレゼンテーションをするのは、緊張 したけど、やってよかった。」生徒の感想である。電子情報ボードを使用するこ とで、パフォーマンスを加えた表現力豊かなプレゼンテーションを行うことがで きた。さらに大画面スクリーンにも映像を映すことで会場の雰囲気を盛り上げた。 資料を精選し、みんなに分かりやすくまとめ、伝えることは、難しいことに改め て気づく生徒もいた。

図3 会場全体の様子
図4 電子情報ボードを使用してのプレゼンテーション
- バーチャル体験とシミュレーション
原子力発電所は遠くにあり、安全のため、一般の人では見学できない施設もある。 そこで、コンピュータでのバーチャル見学を実施し、疑似体験を行った。これか らの生活を考えるうえで、二酸化炭素排出量を削減するには、消費電力をどのよ うにおさえたり、リサイクルを進めたりしていけばよいか、具体的にシミュレー ションを行い、考えることができた。
- デジタルコンテンツを用いた学習
- 【利用環境】
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- デスクトップPC
- Linux ノートPC 8台
- 共同学習システム「スタディノート」エディタ
- Webブラウザ Mozilla
- 理科ねっとわーく(科学技術振興機構)
- 周辺機器
- デジタルカメラ 2台
- プロジェクタ 1台
- 電子情報ボード 1台
- サーバ
- 共同学習システム「スタディノート」Web掲示板
- デスクトップPC
- 【成果と課題】
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- 成果
- デジタルコンテンツを用いたプレゼン資料をつくり、電子情報ボードを用い た発表を行うことで、生徒は意欲的に活動し、エネルギー問題についての理解を 深め、達成感を得ることができた。また、資料活用能力やプレゼンテーション能 力が向上した。
- 作成したプレゼン資料をWeb掲示板に載せ、それを見合うことで他のグルー プ学習内容を知り、話し合い(ディベート)に生かすことができ、活発な意見交 換が可能となった。
- 課題
- エネルギーを実感させるために、デジタルコンテンツを用いた学習と体験的 な学習を融合させていく。
- Linux PCと電子情報ボードの連携を改善し、使いやすくする。
- 成果
- 【ワンポイントアドバイス】
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単なる調べ学習、発表会に終わらないように、実物を持ち込んだり、場の設定等 を工夫したりして雰囲気を盛り上げる。


