小学校理科4年 自然の中の水
つくば市立吾妻小学校 中島 理
- 【キーワード】
- 小学校、第4学年、理科、実験、デジカメ、電子掲示板、実験結果のグラフ化、デジタルコンテンツ
- 【ねらい】
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「水の状態変化や三態についての知識と理解を深める」ために、学習の中に数多 くの実験を取り入れる。その実験結果や新たな発見を、スタディノートを使い電 子掲示板に記録していくことで、コンピュータを使った処理の良さを実感し、今 後の学習にコンピュータを取り入れようとする態度を身に付ける。また、児童の 問題解決の過程でコンピュータを取り入れることで、児童の問題解決能力を高め る。
- 【指導目標】
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実験結果を正確に分かりやすく記録し伝え合う力を高めるために、電子掲示板を 取り入れ児童の学習成果を記録する。そして、電子掲示板をもとにした児童相互 の学習成果の交流を図ることで、IT機器を媒体とした児童の学び合う力を高め る。
- 【指導計画・学習の流れ】
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本単元では実験が学習活動の中心となる。実験結果をデジカメを用いて記録し、 スタディノートでまとめ、電子掲示板に掲載する。その実験結果をもとにした感 想の交流会を開く。また、各学習の終わりにはデジタルコンテンツで学習内容の 確認をする。
- 学習の流れ
- 学習方法の確認
- IT機器の基本的な利用方法の確認
- 実験・観察活動
- デジカメで結果を記録
- スタディノートで実験結果をまとめる
- デジタルコンテンツで実験結果の確認
- 随時電子掲示板へ載せる
- 交流会
- 電子掲示板を用いて交流会を行う
- 学習の流れ
- 【授業実践の様子】
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本単元を進めるにあたり、最も重視したことは実験の結果をデジカメで記録し、 実験の考察を電子掲示板に載せるということである。単元の初期にはコンパクト フラッシュを記録メディアとしたデジカメを使っていたが、児童にとって使い方 が複雑であることからフロッピーディスクを記録メディアとしたデジカメに切り 替えた。その結果、児童の作業スピードが向上した。

図1 児童が製作したノートの一部
図2 感想を書いている様子
図1は児童が撮影した画像をもとに作成したノートの一部である。Windows版ス タディノートでの経験があるため、比較的容易にこのページは作成していた。し かし、図2のように実験結果をグラフ化することは大変難しそうであった。その ため、教師が指導前にWindows版スタディノートでグラフのひな形を作っておき、 それを記録したフロッピーディスクを児童に配布して使わせた。授業ではグラフ に点と線を書き込むだけで済んだので、児童の負担が軽減した。
図3は、ノートを作成している児童の様子である。図のようにたとえ写真がなく ても実験の方法を充分に記録することができる。児童が小学校入学後、比較的早 い時期からWindows版スタディノートに馴染んでいたので、Linux版スタディノー トでも難なく実践することができた。

図3 ノートを作成している児童の様子
図4 デジタルコンテンツの投影
図4は理科ねっとわーくの画像をスクリーンに投影している写真である。実験の 結果には誤差が生じるため、正確な知識を身に付けさせるための補助的な教材と してデジタルコンテンツを利用した。写真の他にも文部科学省の教育用コンテン ツ配信サービスの画像を利用した。
- 【利用環境】
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- デスクトップPC
- Linux ノートPC 6台
- Webブラウザ Mozilla
- 共同学習システム「スタディノート」エディタ
- 周辺機器
- デジタルカメラ 12台
- プロジェクタ 1台
- サーバ
- 共同学習システム「スタディノート」Web掲示板
- デスクトップPC
- 【成果と課題】
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- 成果
学習の過程において実験や観察の記録を随時掲示していくことで、学習の振り返 りと 他の実験班との比較が容易にでき、児童の学び合う姿勢を高めることがで きた。また、デジタルコンテンツ利用することで正確な知識や実験不可能な知識 を身に付けさせることができた。
- 課題
全てのデジタルコンテンツが全てのWebブラウザに対応できるようになると、学 習 の幅が広がるであろう。また、基本的なパソコン用語の意味と英語スペルを 指導しておく必要がある。
- 成果
- 【ワンポイントアドバイス】
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フロッピーディスクのマウントについて熟知させておく必要がある。
折れ線グラフや円グラフを指導に用いる場合、Windows版スタディノートでひな 形を 作り、それを記録したフロッピーディスクを児童に使わせると、児童の負 担が軽減され 効率的に学習を進めることができる。


